青梗菜さんへ

。。


ビタです。


いろいろ考えて、アップします。
実は、以下の文章は、青梗菜さんのブログのコメントとして書き込もうとした
ものです。それを、ここにアップしておきます。


事の経緯は、昨日の午前中、いろいろ忙しい中、青梗菜さんのブログのコメント欄に
書き込もうとしたのですが、興奮状態にあって強い言葉になってしまっていたので、
一旦ワードにコピペしておいて、加筆修正した後で。。会議の途中、休憩時間に
投稿しようかとも思っていたのですが、会議がちょっといろいろあって休憩時間を
満足に取れなかったので、投稿し損ないましたよ(^_^;)。。そんで、会議の終了後、
投稿しようかとも思ったのですが、なんか。。イタイ行為だなあ。。と思って、昨日は
そのままにして投稿はせず。で、今朝になっております。


結局、青梗菜さんのブログのコメント欄に投稿はせずに、ここに。。私自身のブログに
アップすることにしました。


では、どうぞ☆


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青梗菜さん、ビタです。
いろいろ思うところはあるので、コメントさせていただきます。
青梗菜さんの、私のブログへのコメントから、ここにコメントすることは許された
と私が解釈したので。。長文になりますが、コメントします。


まず、私は統合失調症の患者です。そして、青葉被告に関する報道で、以下のような
ものに接するとき。。辛かったねと、理解もできるし共感もします。初見のときには
両側性に落涙もしました。では、その報道を貼ります。



『自宅の玄関ドアをノックすると勢いよくドアが開き、看護師の右胸を掴んだということです。その後、「しつこい、付きまとうな」と叫び、右手には包丁を持っているのが見えたということです。看護師が青葉被告を落ち着かせて室内に入ると、「ハッキングされている」など話す様子もあったということです。当時室内にあったテレビやゲーム機などは壊れ、持っていた革のジャケットは切り刻まれていた様子だったとしています。』


どこかで書いていますが、私自身このような状態になったことはありますし、繰り返し
ますが、青葉被告の「辛さ」「苦しさ」「悲しさ」「怒り」は、私自身も体験したこと
ですし、理解し共感します。そして、このような事例、ケースに接することは。。医療
従事者として、決してまれではありません。


「どうしてこういう統合失調症の人物を放置してしまったかという問題」というコメント
もありますが、私自身どこかで書いたように、この程度で入院に持っていくと、だだで
さえ諸外国に比べて過剰な日本における精神障がい者の隔離・入院治療が、さらに「悪化」
することになってしまい。。放置とはいいませんが、入院にならないことも多いです。


私は、繰り返しますが、統合失調症だと思います。青葉被告は。。


そして、統合失調症の患者さんは、青梗菜さんご自身は、3例体験されたとおっしゃい
ましたが、私自身は、現在も薬で落ち着いていらっしゃる患者さん。。その3に「ゼロ」
が1つついたくらいの数、お相手をしております。20年近くになる医師としての
経験で、さらにそれに「ゼロ」が1つついたくらいの患者さんとも接しております。



「被害者にはたまったものではないですし、大勢の人が亡くなってしまったことは不幸なことです。でも、あくまでも医学的な観点での印象は『統合失調症の人が起こした珍しくない事件』です」


とコメントされた岩波明先生は、さらに。。多くの症例を経験されていることでしょう。


青梗菜さんは、私の「統合失調症等の精神疾患のことを「知らない」のだから、もっと
記述を自制してほしい。。そして、「知らない」ということを自覚してほしい」と
いうお願いを、「エリート主義/大衆蔑視」の文脈で、何度もとらえて書かれていますが、
私は、「専門的な知性/それに敬意を払い、その前で謙虚になることをしない大衆」と
いう文脈でとらえてしまいます。。ひところ「反知性主義」という言葉がありましたが、
その影も感じてしまいます。このネット時代。。ブログやSNSなどで誰でも情報を発信
できるようになりました。しかし、その情報発信においては、専門知への敬意とその前での謙虚さが必要ではないかと愚考する次第です。。


その点からいって、青梗菜さんのブログのコメント欄での


>報道された公判の一部から、一人で判決を下して、
>偉い人なんだなー、居酒屋でやってほしいよなー。


には、専門知への敬意など微塵も感じさせない書き込みで。。悲しく思いました。


最後に、一般論として、以下の文章。。okiさん経由で得た文章を貼って終わりにします。



一方で,精神障害者もまた,心神喪失による不起訴処分,心神耗弱による起訴猶予によって,自分たちは裁判を受ける正当な権利を奪われているとしてこの条文の廃止を要求する者もいる。しかしながら,われわれ臨床精神科医の立場からすれば,精神病者の免責を規定する条文の規定は自明なことであり,多くの批判を浴びるとすれば,その運用で解決を図るべきであろうと考えている。


「しかしながら」の意味。。考えてみてください。


そして、青梗菜さんが精神障がい者に関して書き込むときには、専門知に対する
敬意と、その前での謙虚さを取り戻されるようにと願っております。


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さて。。アップしますか。


コメント欄は、まだ閉じたままにしておきます。
そんで、これから。。


妄想に関して9回書いたようなことをしますね☆


「正常病」について、9回程度。。書く書く。
そんで、そのあいだ。。コメント欄は基本閉鎖。



妄想について書いたときには、8回目でコメント欄を再開。。今回も、そんな感じで。


あ、そうだ。。青梗菜さん。。
青梗菜さんは、「わたしを病気認定して治療しようとしている」と不快になっていらっ
しゃいましたが、青梗菜さん個人に対して、ことさら病気認定して治療を。。というもの
ではないですよ。。一般の健常者に対しての。。もので、もっと一般的、普遍的な
ものです。。


イメージとしては、新書『普通という異常 健常発達という病』(兼本浩祐著。。
みたいな感じです。


では、送信

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