統合失調症(2)

。。


ビタです☆
改めて、「統合失調症」ってタイトルで書きたくなった。。



↑これが、「統合失調症」ってタイトルにしたエントリ。。
だから、今回は。。(2)を付けた。


で、まあ。。




そこそこ治りはするし。。以前よりは、予後は格段に良くなってはいます。


でも、IQは平均して16(1SD)下がるし、EQは1.3~2SD下がる。
すなわち、ふつうに勤労(ふつうに勤労って何?ってツッコミ。。
まあ、最低賃金以上の勤労)をしているひとは(すなわち福祉的就労を除けば)
1回の入院では、(あれ、忘れてる。。)15%だっけ?どっかで書いた。
で、2回以上の入院では、5%とか。。まあ、ほとんどふつうには働けない。


>罹患したらおそろしい!予防しよう


。。


まあ、「おそろしい」。。かなあ?


上の、15%とか5%とか。。ちゃんと論文を引用しますね。


ちょい(また)古いけど。。2017年の精神神経学雑誌6月号。。池淵恵美先生の
「統合失調症の人が働くことを支援するーー精神科医にできることーー」


元になったのは、2016年6月の学会の総会での、教育講演。。


で、(以下、引用



グローバルにも、社会のありようと精神障害者の就労とは関連している。例えば
イスラエル全体で登録されている精神科病院入院患者の調査(原著にはこの調査
の文献は提示されていますが、打ち込むのがめんどいのでここでは略。。)
によれば、初回入院の統合失調症の場合、最低賃金以上の仕事に就いている人の
割合は10.6%(双極性障害では24.2%)、2回以上の入院の場合、統合
失調症5.8%(双極性障害19.9%)と厳しい数値となっている。おしなべて
先進国では、通常の就労を維持できる割合は1割程度であるとする報告が多い。
生活障害がある人に対して多様な「働き方」を提供できるかどうかが、その社会
の成熟度にかかわるといえるかもしれない。一方、第1次産業主体の農・漁村や
家族との同居が一般的な社会ではこの割合がもっと高くなるなど、文化依存的で
ある。


。。


で、サムネイル画像は↓これ。。にして


一旦送信

×

非ログインユーザーとして返信する